豚の睾丸
photo by get directly down

豚は一度にたくさんの子どもを作ることで知られていますが、雄のキンタマの大きさを見たことがありますか?

上の写真のようにとんでもなくデカいんです。

まさに、精力絶倫を象徴するような大きさですね。男として憧れちゃいます。

精力剤の成分をいろいろみてみると、この豚の睾丸エキスを使った製品が案外多いんです。

オットセイの海狗腎(睾丸だけじゃなくペニスも含みます)は精力剤として有名ですが、豚の睾丸の実力の程はどうなんでしょう?

中国では睾丸を食べるのごく普通のこと

古代中国

中国には医食同源という考え方があって、肝臓が悪いのなら動物のレバーを食べたり、脳に問題があるのなら動物の脳を食べ、心臓が悪いのなら動物の心臓を食べれば改善されると解釈します。

 

管理人管理人

日本で使われる医食同源は中国のこの思想を軸に作り出されたもので、バランスの取れた食事は病気を予防したり治したりすることに繋がる意味で使われます。
中国の医食同源はもともとは薬食同源と言うそうです。

中国の医食同源の考え方をさらに進めたのが、”相似の理論”で動物の臓器を食べなくても、形や性質が似たものを食べれば同じような効果があるという考え方です。

例えば脳に似ているからクルミを食べれば頭に効く、あるいはペニスに似ているから山芋・人参・ゴボウは精力をアップするとして、中国では古くから活用されてきました。

一見、迷信的な考え方ですが、近年になって科学的にその効果が認められているものも多いんですよね。恐るべし中国四千年の歴史です。

そんな思想のある中国ですから、当然のように精力アップのために動物の睾丸を食べていたんですよね。特に豚の睾丸は大きいのでメッチャ効きそうと昔の中国の人も思ったんじゃないでしょうか。

動物の睾丸は一般に食べられていただけでなく、先述の海狗腎のように漢方の生薬として用いられていたものもあります。他にも狗腎(黄狗腎ともいう:犬の睾丸)や羊腎(ヒツジおよびヤギの睾丸)も補陽の生薬として用いられています。

豚の睾丸は漢方生薬ではないですが、精力剤として古くから食べられてきた歴史があります。それに豚の睾丸なら手に入りやすいこともあって、日本の多くの精力剤にも原料としてよく用いられています。

 

管理人管理人

有名なところではあかひげ薬局のハレム王 や、井藤漢方のマカ6600極感MEGA MAXなどがありますね。
医食同源という考え方だけでなく、栄養的にもアミノ酸や核酸が豊富で精力アップに効果がありそうです。

豚睾丸の効果について科学的な証明は一応ある

マカの効能の研究報告

ニンニクと同様に昔から精をつける食べ物として重宝されてきた豚睾丸ですが、その後近年になってその効果について科学的な研究はされたのでしょうか?

中国では研究されているのかもしれませんが、日本の文献ではそのような研究はほとんどありませんでした。

ひとつだけ、日本ハムの中央研究所が出した短報で、ラットに豚睾丸エキスを与えたところ遊泳の持久力が上がったという報告があります。(沖浦 智紀ら.体力科學 55(6), 709, 2006)

この報告だけで男性機能を直接向上させる作用があるとは言えませんね。でも、男性ホルモンを作るのに必要な栄養素が豊富なので、間接的な精力アップ効果は期待できすぐるでしょう。

 

管理人管理人

原沢製薬工業のプリズマホルモン精はその効果を狙って豚睾丸エキスが使われています。

まとめ

精力剤ハーブのような、性欲を高めたり、勃起力を向上させる効能は期待できません。

豚睾丸を食べたり、エキスを飲んだからといってすぐ効く精力剤的な効果はないでしょう。でも、その栄養と医食同源からくる心理的な効果はプラスになるのは間違いありません。滋養強壮という面でも効果がありそうです。

豚睾丸の弱点を補う他の精力剤成分と合わせて摂取すれば、かなり期待できそうです。