EDになって悩む男性

一概に勃起不全(erectile dysfunction : ED) と言っても、みんなが同じ原因から起こっているわけではなく、人によってEDに至る過程にはいくつかあります。

歳を重ねて衰えてきた結果なる場合や、何かの心に傷を負うような出来事をきっかけになる場合もあります。

他に前立腺などの手術をきっかけに起こる場合もありますし、ある種の薬を服用してEDになる場合もあります。

ここでは、どのような仕組みでEDが生じるのかについて解説しています。

EDが起こる原因を理解するためには、まず勃起の仕組みを知る必要があります。

勃起する時にはペニスの中ではこんな変化が起こっている

生まれた時から一緒に過ごしてきたペニス。自分が性的に興奮した時に勝手に勃起するのですが、そのメカニズムをたいていの人は知らないのではないでしょうか。

勃起のメカニズム(解剖レベル)

ペニス解剖図で勃起とEDの説明図

引用Anatomy & Physiology, Connexions Web site. http://cnx.org/content/col11496/1.6/, Jun 19, 2013.

勃起のメカニズム(細胞レベル)

平常時に小さく柔らかかったペニスは、性的な刺激を受けて興奮するとあっという間に勃起して性交可能なまでに硬くそそり立ちます。この時、各細胞においてどういうことが起こっているのでしょう?

  1. 性的な刺激により勃起のメカニズムがスタート

    性的な刺激があると、腰椎下方の仙髄にある勃起中枢から興奮が伝わり、神経から一酸化窒素(NO)が放出されます。

  2. NOにより血液の流入量が増加

    NOには血管を拡張させる作用があり、その結果血流が増加し、陰茎海綿体へ流入する血液が増えて勃起が始まります。

  3. さらにNOが増加して血液量がさらに増加

    流入によって拡張した海綿体の血管は刺激を受けて、血管の内皮細胞からさらに大量のNOを放出します。

  4. 勃起状態の完成

    一気に増加したNOによって海綿体の筋肉が弛緩することで海綿体内に多量の血液が貯まり、ペニスは完全に勃起状態になります。

  5. 勃起状態の維持

    拡大した海綿体により流出路となる静脈は圧迫され、血液の流出が阻害されて勃起が維持されます。

このようにして勃起したペニスですが、このメカニズムのどこかに異常をきたせば、EDを引き起こすことになります。

【勃つんだムスコよ!】EDはどうして起こる

EDはその原因から器質性(ペニスの機能の問題)と心因性(心の問題)の二つに分類できます。

器質性ED

器質性はさらに

  1. 血管性(動脈性、海綿体性、混合性)
  2. 神経性
  3. 解剖性
  4. 内分泌性

に分類されます。

具体的な原因としては、

  • 動脈硬化により陰茎海綿体に流入する動脈血流量が低下する(血管性)
  • 糖尿病高血圧高コレステロール血症などによる酸化ストレスが血管内皮細胞の損傷を引き起こしてNOの不足を起こす(血管性)
  • 男性ホルモンの低下(内分泌性)
  • 外傷手術(解剖性or血管性or神経性)
  • 抗鬱剤降圧剤抗男性ホルモン剤の服用(薬剤性)

などがあります。

心因性ED

心因性パートナーとの関係性から始まるものや、それ以外のストレストラウマなどの心理的な要因から起こります。

勃起機能には問題なく、夜間の勃起や朝立ちは普通に認められます。

治療にはどの原因からのEDなのか知る必要

各種のEDは単独で起こるだけでなく、複合して起こることも珍しくありません。

たとえば加齢によって起こった中等度のEDで、性行為ができなかった記憶がトラウマとなって心因性EDが重なり、EDが悪化したりします。

このように、現象としてはペニスが勃たないという一つの症状であっても、原因はいろいろある上に一つとは限らないのです。

EDの原因によって治療が変わる場合がありますし、EDの要因となっている潜在的な疾病が存在している可能性があります。

間違ったED治療をしないためにも、EDかな?と感じたら、まず信頼できる医師の診察を受けることをおすすめします。

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